「好きだった気持ち」が忘れられない。「好きだった気持ち」を忘れたくない。①

もう終わった恋で、自分をふった彼の事なんて、

早くすっぱり忘れた方がラクなはずなのに、

心のどこかで「彼を忘れたくない」っていう気持ちもあった。

 

    

特に、別れてまだ時間があんまりたっていない時は、

「忘レタイノニ、忘レタクナイ。忘レラレナイ」っていう気持ちに、

苦しんだ。

 

       

今だって、時々、ものすごく鮮やかに、

終わった恋を、別れた彼を思い出すこともあるし。

  

  

時間がたっても、

別にもう彼と戻りたいとも思っていないのに、

彼のことを「忘れたくない」って思うのって、

彼のことを忘れたくないんじゃなくて、

「彼のことを好きだった気持ち」を忘れたくない気持が、どこかあるからなのかもしれない。

私は。

  

  

もちろん、

「彼がまだ好き」っていう場合もあるかもしれない。

 

    

でも、好きな気持ちはもう消えているのに、

その人への「想い」みたいな感情が消えないのは、

まだ「好き」なんじゃなくて、

   

「好きだった気持ち」が忘れられないような気がする。 

「好きだった気持ち」を忘れたくない場合もあると思う。

 

   

気持ちが離れる前は、すごく楽しくてしあわせで、

そんな中にいた時の彼への想いは、忘れられない。

 

  

気持ちが変わってしまって、別れを告げた彼は忘れたくても、

その前のお互いに想い合っていた時の彼は忘れたくないんだ。

    

きっと私は。

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