真っ暗な過去の闇が、今のしあわせにつながっていたとしても…。

今のしあわせは、
過去のつらい出来事や、苦しい事があったからこそたどりつけたのかな。
 
でも、本当にあの時も、あの時もつらかった。
心がやぶれて、ちぎれてしまっていた。 
あの過去がなかったら、今にたどりつけなかったってことになるの?
 

でもあの時の私に、
「何年かしたら、すごく楽しいことやしあわせが待っているから、今がんばって」
なんて言えない。
  
だってすごくつらかった。苦しかった。
もう生きていく希望が見えなかった。
 
あの時、「何年かしたらー」なんて、言われても、
よしじゃあがんばるか、なんて思えなかったと思う。
 
このつらさが、未来の私のしあわせのため?
この出来事が犠牲になって、私はしあわせになるの?
そんなしあわせって、本当に必要なのか…。
って、あの頃の私は思ってしまったかもしれない。
 
それぐらい心や病んでいたし、傷ついてた。
闇の底辺にいた。

もちろんつらい経験があったからこそ、人生で得るものは大きかったし、
人の痛みも分かるようになれたと思う。
まっくらな闇の中だからこそ、
小さなしあわせや希望の光が見えることも知った。
 
でも、それでも、
あの苦しさつらさ、悲しみ、絶望の出来事が、あってよかったとは、
まだ思えないところもある。
  
だって本当につらかったから。
心が、ずたずたにちぎれてしまったから。

遠野まりこ(Toono Mariko) OFFICIAL

作家遠野まりこ(Toono Mariko)のオフィシャルサイト。「恋は終わったあともまだこんなにせつない」(大和書房)が電子書籍でも人気。また、NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)で写真のクリプトアート作品にもチャレンジ中。誰もがNFT作品をつくったり、気軽に購入することができるようになるためには、どうすればいいか考える&日々の出来事サイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000