誰かを好きになるのがこわい。どこまで好きになっていいの?その優しさはずっと続くの?

一度ふられた経験があったり、
付き合っていた人に自分を否定されたことがあると、
その心の傷の記憶は消えない気がする。
 
すごく好きだった人の心が、
ある日違う人の方へ向かってしまった経験があると、
「また同じことが起きるんじゃないか…」って、
誰かを好きになるのがこわくなる。
 
好きになって、大好きになったところで、
またさよならを言われたら、
今度は立ち直る自信がないって思ってしまう。
 
だから、誰かを好きになるのがこわくなる。
 
私、前にブログでも書いたけど、
すぐに怒る彼と付き合ったことがあった。
 
彼が求めていることと、
私がすることが違っていることが多かったみたいで。
 
付き合い始めの頃は、それほどでもなかったんだけど、
だんだん、「これを言ったら怒るんじゃないか」って
ビクビクした気持ちでいっしょにいることが多くなっていった。
 
それに、その人は優しくしてくれたなあと思って、甘えちゃうと、
次にものすごく冷たい態度をとられることもあって。
 
だから、その彼と付き合って以来、優しくされると、
次は冷たくされるんじゃ…、っていう気持ちが、抜けないところがある。
 
今だってそう。
彼がすごく優しくしてくれると、
それにどこまで甘えていいのか分からなくて、戸惑う時がある。
 
優しくされればされるほど、
裏切られた時の悲しみを思い出してしまう時がある。
 
どこまであなたを好きになっていいの?
どこまで信じていいの?
その優しさはずっと続くの?
あなたの胸に飛び込んでも大丈夫?
って、思ってしまう時がある。
 
これって悲しいことだけど、
別れの経験がある人なら、
誰もがこんな気持ちを知っているんじゃないかな。
 
でも、それを怖がって人を好きになるのをためらったり、
誰かといっしょに生きていくのを拒むことは、
しちゃだめなような気がする。
 
こわい。確かにこわい。
だって、あのどん底の闇からの道のりは、
もう二度と歩きたくないほどつらいものだから。
 
また、同じような別れがあったら、
もうそこから立ち直る自信はないって思ってしまう。
 
でも、だからと言って人を好きになることから逃げていたら、
恋が終わったところで立ち止まることになる気がするんだ。
 
あんなにつらかった別れから、次へ進めないなんて、
そっちの方がつらいような気がするんだ。
 
人を好きになるって、自分の恋の傷を越えていくことなんだと思うの。
 
その傷は、誰かを好きになったからって、すぐに消えるようなものじゃない。
消えるには何年もかかるのかもしれないし、
一生消えないのかもしれない。
 
でも、その痛みは越えていかなくちゃ。
 
その深く胸に突き刺さる痛みは、
誰かを好きになることで、癒されたり、薄れていくこともあると思う。
 
時々、いっしょにいることで、
ものすごくヒリヒリしちゃう時はあるけど。
 
大丈夫。
自分の心は自分が思っているより強い。
 
また何かで傷ついたとしても、乗り越えていける。
傷ついた分だけ、心って強くなっているんじゃないかな。
 
自分じゃ気が付かないけど、
どんな経験も、自分を強く優しくしてくれているはず。
 
そして、
好きになることや、優しくされることは、こわいことじゃない。
だからそれから逃げなくていい。
 
って、時々自分に言っているんだ。

遠野まりこ(Toono Mariko) OFFICIAL

作家遠野まりこ(Toono Mariko)のオフィシャルサイト。「恋は終わったあともまだこんなにせつない」(大和書房)が電子書籍でも人気。また、NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)で写真のクリプトアート作品にもチャレンジ中。誰もがNFT作品をつくったり、気軽に購入することができるようになるためには、どうすればいいか考える&日々の出来事サイトです。

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