#悲しいことにも、うれしいことにも、起こってしまうどんなことにも、静かな心でいられたらいいのに。

悲しいことにも、うれしいことにも、
起こってしまうどんなことにも、
そんなに驚かないで、慌てないでいられたらいいなって思う。
 
落ち込みすぎない、喜びすぎない、悲しみすぎない。
どこかで冷静な心を持っていられたらいいなって思う。
 
人生って、考えてもしなかったことが起こる。
それは、悲しいことも、うれしいことも。
 
「もう人生のピンチだ」って思ったことも何度かあった。
 
生きていることが無駄に思えるような出来事もあった。
 
でも、そういうことって、多少なりとも誰もが経験することなんだと思う。
 
そんなことが起こった時、
自分を冷静に見ていられる私を持っていたい。
 
悲しみにも喜びにも溺れすぎない自分を持っていたい。
 
でも、そう思いながらも、これからもきっとすごく泣いてしまう時もある。
うれしくてはじけそうになってしまうこともある。
きっと。
 
でも、そういう自分も冷静に見ていられる心を持っていたいと思う。
 
どんなことも「目の前を通りすぎる出来事のひとつ」っていう気持ちで、
起こった事を淡々と見ていられるような自分を、心に持っていたい。
 
そういう自分になるんじゃなくて、
そういう、もうひとりの自分を持っていたいと思う。
 
起こった出来事って、その時すぐに、
「これは悲しい出来事」、「これはうれしい出来事」って決められないんじゃないかと思う。
 
その「悲しい出来事」が、先の未来にある「うれしい」につながっているかもしれないし。
反対に、「うれしい出来事」が、そのままずっと「しあわせ」なままで続かないかもしれないし。
 
起こった事の本当の答えは、その時には分からないと思う。
その意味は、後になって分かるんだと思う。
 
人生ってそういうものなんだと思う。
 
だから、今、目の前で起こっている出来事そのものに、
あまりに心を躍らされる必要はないのかなって。
 
だから、泣きながらでも、笑いながらでも、
起こった出来事から、目をそらさないで、
きちんと見ていられる冷静で強い自分を持っていたい。
 
まだ全然そうなれてはいないんだけど…、さ。

遠野まりこ(Toono Mariko) OFFICIAL

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作家遠野まりこ(Toono Mariko)のオフィシャルサイト。「恋は終わったあともまだこんなにせつない」(大和書房)が電子書籍でも人気。また、NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)で写真のクリプトアート作品にもチャレンジ中。誰もがNFT作品をつくったり、気軽に購入することができるようになるためには、どうすればいいか考える&日々の出来事サイトです。

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